2022-05-14 場の古典論入門:1次元のヒモの運動 解析力学 1次元の場の古典論 参考文献 設定 計算 共変解析力学 考え方その1 考え方その2 以下未完成 参考文献 EMANの解析力学 http://physnakajima.html.xdomain.jp/CAM_rev.pdf https://physics-htfi.github.io/continuum_mechanics/001.html 設定 弾力性を持つヒモが水平に架けられている. ヒモには重力と,バネ定数による張力が掛かっている. このヒモの運動方程式を求めたい. 座標系水平方向に軸をとる.ヒモの鉛直方向の変位をとする. の微分をと略記する. ヒモの線密度をとする.*1 ヒモのバネ係数はとする. 計算 ヒモの微小部分における運動エネルギーは. 張力によるエネルギーは 重力ポテンシャルエネルギーは. よってラグランジアン(密度)は運動方程式はであり,それぞれの微分を実行すると 共変解析力学 考え方その1 空間・時間がの2次元であり,変位は0形式. 変位の微分は(1形式) そのホッジ双対,ウェッジ積は *2(1形式)(2形式)ラグランジアンは(2形式) その微分は *3(1形式)(2形式) よって運動方程式は 考え方その2 その1では変位を0形式としたが,実は1形式と考えてもいいはず.ただしこの場合は運動量が0形式の基本変数となる. 以下未完成 これからやりたいこと: 変位を1形式,運動力を0形式を基本変数とした場合のラグランジアンから運動方程式を求めたい. 空間の次元を上げ,3次元弾性力学を共変解析力学で定式化したい. *1:今回はとりあえず定数とするが,の関数に書き換えることも簡単だろう.も同様. *2:なぜ急にが出てくるのかが不明. *3:これは運動量である.