参考文献
動機とやりたいこと
ベクトル場の微分はで定義されていて,極座標とかで考えるときにはこれを真面目に座標変換して複雑な形になるので泣きながら計算していた.
ところで自身を座標に依存しない形で定義することはできないのだろうか? なぜ1つの座標系に過ぎないデカルト座標で定義されるのか?
その答えとして,どうやら外微分だとそういうことができるらしい.
つまりベクトルの微分を考えるときは座標変換するとややこしくなる一方,外微分はもっと簡単に変換できるということ.
ここではそれを初等的に示してみる.
∇の場合
状況設定
2次元空間で考える(高次元への拡張は容易なはず).
2種類の座標系 と
があり,両者は何らかの関数関係でつながっているとする:
またこの空間上には 座標で表されるベクトル場
があり,同じ変換則によって,
座標上のベクトル場
になるとする.
∇を次で定義する:
主張
証明
場所によって変わるベクトル場 をいきなり考えるとややこしいので,最初は定ベクトル
が座標変換でどう変わるかを考える.
座標で表したベクトル
を
座標で
と表すことにすると,
一方, と
の関係は,
これらを組み合わせて,まず
後半も同様に計算すると
前半と後半を足せば