参考文献:http://physnakajima.html.xdomain.jp/CAM_rev.pdf
1質点運動(1自由度)
- :空間座標0形式
- :質量(スカラー)
- :ポテンシャル1形式
とし,1粒子の1次元運動を時間座標で表される1次元多様体上の微分形式で表す.
- :速度を表す1形式
- :速度を表す0形式
となるので,ラグランジアン1形式は
以上までが参考文献に載ってる話.
剛体(2以上の有限自由度)
この場合も微分形式は1次元多様体上のもので考える.しかし自由度が個あるならば
- :空間座標0形式
となり,速度もで表される.また質量は
と変化する.*1
このときラグランジアン1形式は
書いてみれば1自由度からの単純な拡張なのだけど,質量の扱い方で少し悩んだ.ただ不満点として,せっかく微分形式で書くことで(座標変換で容易に変化する)成分表記から解放されたのに,またテンソル表記が復活してしまったこと.無理やりベクトル表記にして,例えば運動エネルギー項を
また,慣性モーメントは必ずホッジスターとともに現れているので,この2つをまとめてひとつの演算子を定義したほうがいいのかもしれない.