電磁場 の中にある,静止質量電荷の質点の運動を考える.
4次元
2元系を使う,つまり光速などの定数は表記上省略する.
を質点の固有時間, を座標系の時間,上付きドットは による微分とする.*1
作用1-formとその微分は
(中略)
3次元
上述のガンマ因子が と近似されることを利用して時間と空間を分離していく.*4
ラグランジアンは
なので右辺にマイナス掛けて,第1項のを無視して
運動方程式は
言い換えて
より,
で, で をベクトルのように考え計算を進めると*5
ハミルトニアンは
(中略)
正準変換とゲージ変換
作用を表す1-formは
これを変数変換を考える.すなわち となる母関数 について考える.
変数変換は から への変換に限定し,母関数 とおくと
これと荷電粒子のハミルトニアン を組み合わせて
ここで はゲージ変換.
ということは を意味するハミルトン・ヤコビ方程式
または
で言うと(中略).ハミルトニアンが時間依存しなければ変数分離できて(中略).